Hut in Karuizawa
プロジェクト一覧に戻る- 場所
- 長野県, 日本
- 年
- 2023
緑に囲まれた敷地で、冬には北西側に浅間山も見渡せる場所である。軽井沢の建築面積・容積率ともに20%という規制、道路境界から5m、隣地境界から3mという壁面後退規制のなか平面計画を進めた結果、建てられる部分は限られるため、敷地形状そのままの台形の平面形状となった。
湿気対策を考慮して、独立した基礎を3つ作り、その上に床組みをすることで床下の通気を確保している、それにより、建物は浮かんでいるように見え、自然の風景に溶け込むような軽快さが感じられるようになった。
台形のプランはワンルームとなっており、キッチンを挟んで夫婦各々の空間としている。
仕上げは、床、天井、建具とも全て木を採用し、周囲の木々と一体化できるようにと考えた。
自然に身を任せ、のんびりと過ごせる別荘となったのはないかと思う。