北京モザイク
プロジェクト一覧に戻る- 場所
- Beijing, China
- 年
- 2008
- チーム
- Principal Architect: Keiichiro Sako
- Architectural Design
- SAKO Architects
- Interior Design
- SAKO Architects
「MOSAIC」は、北京の経済開発区内にある住宅複合施設とショッピングモールからなる複合利用開発である。
この経済開発区は、広大な農地から転換されたもので、広い通りと大きなブロックが特徴で、建物は低密度に配置されている。建物は新しいが、多くが平凡で無味乾燥しており、活気がある町だとは言い難い。
プロジェクトの前身は、そのような経済開発区の一等地に放置された4階建てのRC構造物であった。これを引き継ぎ、再開するにあたり、上の3つのオフィスビルを住宅複合施設に変換し、デパートをショッピングモールにした。
高層住宅タワーのファサードにモザイクモチーフを使用することで、舞い散る紙吹雪のような祝祭的な景観を創出する。そのようなランドマークの創出は、全区域にプラスの影響を与えるだろう。モザイクは、ガラス屋根、サイン、ランドスケープ、インテリアデザインに一貫して使用される。
ショッピングモールには、2つの交通流要素が追加された。第一は、EVのガラスシャフトで、紫の照明が目を引くものである。第二は、外部に広がるメインエントランスで、地下から3階までの4つの異なる階へ外部から直接アクセスできる。多角形の反射面は、人々の動きと絶えず変化する光を分割し、増幅し、散らすことで魅力的な空間を演出した。