ご夫妻とお子さん2人、アクティブなデフファミリーのためのRC住宅。
ビジュアルコミュニケーションが中心になるため、空間に死角が少なくなるような計画でありプライベートがほしいときにはカーテンで仕切ることができるようになっている。手話がどこにいても視認できる室内の照度の確保や伝言を書き込む場所、音楽が視覚化したかのように色があり楽しい日常を賑やかに感じるビジュアルなどご家族の専用住宅として何がふさわしいかを一つ一つ考えていった。ご夫妻と話し合い、通常の住宅で音の問題で出来ない事も採用できたり、聞こえないことで不安に思う事や通常の家で不便に思っていたことなどを解消するための方法など新しいアイディアを出し合い設計していった。