ARAY
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- 2018
眼下に甲府の街、遠景には雄大な山々を臨む長閑な場所での計画。敷地を2分割し、子世帯の住む母屋と、父母のアトリエの建築である。素晴らしい景観を最大限享受しながら、長閑な空気感を壊さないように建物は家形とした。母屋は外との繋がりの強い計画が求められ、アトリエは多目的な利用が想定されたので、ご家族が中央の庭(外部)を介して距離感を保ちながら、お互いの気配を感じ、密接に繋がっていける空間とした。デッキと築山で繋がる2つの大きな切妻屋根は地域のランドマークとなった。子供たちが駆け回り、ご夫婦とご両親が、中と外の境界を感じることなくアウトドアリビングを楽しめる建物群とした。豊かな自然に寄り添いながら、地域交流の場所の起点となるような建築になってくれればと思う。