成海の森の家
愛知, Japon
- Architectes
- センブンノイチ(1/千)
- Lieu
- 愛知, Japon
- Année
- 2012
緑豊かな場所で動物と仲良く暮らすための住宅。
クライアントの要望は、夫婦2人と大きなワンちゃん、ネコちゃんが、とにかく楽しく暮らすための仕掛けであった。次いで、四角い住宅とは異なる、新しいイメージの空間が求められた。
敷地は市街地でありながら、近くに大きな神社があり、緑豊かな環境である。そこで、この環境を手がかりにして、有機的な空間の形状をつくってみる。
外皮となる外壁部分には木片のイメージをもつ材料を、敷地によって切りとられている面は材質を変える。また、内部は樹木の年輪のイメージから曲線的な平面形状とし、流動的な空間には白いしつらえ、滞留する空間には黒いしつらえを施している。
さらに、1階のキッチン、ダイニング、階段のある空間を土間仕上げとし、外部とつなげることで、大きなワンちゃんがグルグル回れる仕掛けとした。ネコちゃんにはトップライトの光が降りそそぐ吹抜け空間にツメ研ぎの縄を施した大黒柱やキャットウォークなど、遊べる仕掛けとした。
楽しい住人たちが暮らす成海の森の家が、緑豊かな環境と呼応して、新たな街の雰囲気をもたらしてくれることを願っている。
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