高内智紀／TAADS

千葉市の住宅街の中心に位置する立地条件の中、プライバシーに配慮しつつ開放的な空間に居住する憧れを持ったクライアントのための住宅です。
住宅街の中心地のため、外郭を塀で囲うようなつくりとしてプライバシーを確保しつつ、内側に全開放出来るように設計をしました。

中庭を中心に玄関・洗面・浴室・LDKを繋ぐように、また、局所にクライアントのストーリーが生まれるようにプログラムを構成。リゾートホテルのような空間となるように、LDKだけでなく、玄関ホール・洗面空間と、普段の生活で使う空間と合わせて中庭を併設することにより、横方向＋縦方向に広がりを感じられるようにしています。

LDKは2階リビングの特性を生かし勾配天井とし、最大3Mの天井高さを実現。9畳あるバルコニーではプライベート空間のようにBBQを楽しめます。

キッチンは見た目・機能性両方を重視し造作にて製作。周遊できるパントリーを併設し、扉を閉めると来客時には中を隠せる計画としました。

都心型リゾートハウスとしてのノウハウを詰め込んだ、”プライバシーを守りつつ開放する住宅”です。